こんにちは、キムにぃです。
2023/11/1にAnchorにて第35杯目「キムラ夫婦のながら晩酌」を配信しました!
「キムラ夫婦のながら晩酌」は、酒飲み夫婦が晩酌しながらだらだら喋る雑談ラジオです。
良かったらぜひ聴いてくださいね。
さて今回取り上げた内容は、兄弟がいれば誰でも考えさせられるのではないでしょうか。
ということで、35杯目のテーマは「月収6万円はあり?兼業作家の在り方」です。
作家の兄 収入乏しく不安
2023/10/30の読売新聞のコラム【人生案内】にて、こんな相談が寄せられて話題となりました。
こちらは兄を持つ社会人の弟さんからの相談で、「実家で農作業を手伝いながら作家をしている兄が月収15万円で生活しているため、将来父が働けなくなった時の生活が不安」といった内容です。
特に兄の月収15万円のうち9万円を父親からもらってるのが心配なようで。
兄弟がいれば誰にでもあり得る話ですので、その是非について議論が盛り上がっています。
意外と好意的な見方が大勢
実は件のお兄さんは公務員として数年働いた後に4年前から現在の生活をしつつ、現在は電子書籍出版で月6万円を稼いでいるとのこと。
Xでバズった際のリプ欄を見ると、ほとんどの方はお兄さんに対して好意的な意見を持っているようでした。
具体的には以下のような意見でした。
- 4年で月6万円稼ぐようになったのなら物書きとして順調じゃない?
- 実家の農家を継ぐ保険があって作家目指すのは堅実では?
- 親からしたら実家に成人した子どもがいてくれるのは安心
また弟さんに対しては、以下の通りやや厳し目の評価が多かったです。
- 相談内容を見るに兄の仕事を下に見ている
- 自分は独立しているんだから、横から口を出す話ではない
- 兄への妬みでは?
- 人の生き方を変えるのは無理
キムねぇの意見
キムねぇは自身もクリエイティブな仕事をしているのもあるのか、やはり大勢の意見と同じでお兄さんの仕事の在り方には好意的な意見でした。
まずは現在の月収6万円(Kindle出版?)を4年で達成するのは、作家としてはとても順調であり、少なくとも大成功を収める可能性があるということ。
また書き方的におそらく実家は農家であり、作家として目が出なくても農家を継げば食うのには困らないだろうという点。
これら推測からすると、弟さんが思っているより(おそらく親とも相談し)しっかりと生き方を考えて選択しているのだから、口出しすべきではない。
まさにリプ欄で見られた多くの意見の集約といった感じでした。
また相談の中で、作品の中身を「薄っぺらいと感じます」と書いたり、「収入的に自立してほしい」など、どうしても弟さんの見下してる感が鼻に付いてしまうようでした。
キムにぃの意見
実は放送ではカットされたのですが、キムにぃ的には「そもそも紙面の情報じゃ足りなくて論評できない」というのが本音です。
可能性で言えば、実家が趣味で農作業しているだけでほぼお小遣いとして9万円もらってたり、農家だとしても一本じゃまともに食えない兼業農家だったりもあり得る訳です。
もし実家がしっかりと”資産としての土地”を確保していたり、今も未来も農家一本で十分生活が回せるほどであれば、現状の兄の生活はなんら心配には及びません。
しかし前者であれば兼業作家としてやるとしても、公務員の外的収入は残したり堅いサラリーを確保した上で執筆した方がリスク管理としては上等です。
※公務員の副業は原則できないですが、例外もあるので…
ただ基本的に人の思いや生き方を変化させるというのはとても難しいのも知っているので、仮に相談されたらこう答えるでしょうね。
あなたはすでに独立しているのだから距離をとって放っておきなさい、と。
夢と現実の狭間で
多くの方は夢を持ちながらも、現実を生きるために諦めたり妥協して、歯を食いしばって生きています。
弟さんもその厳しさを知っているからこそ、夢を追う兄を応援したい反面、心配もしてしまうのでしょう。
しかし相談内容を見る限りでは、ちゃんと文筆業界のことや兄と親の考えを十分に理解しているようには感じないので、まずは弟さんが知識を付けるというのが先決ですかね。
「今度帰省する際に自分の意見を兄に伝えたい」と文末にあるので、ぜひしっかりとコミュニケーションを取って、お互いにとっての良い距離感を見つけてほしいですね。
第35回のお酒について
第35回放送は北海道の高砂酒造様「国士無双」をお供にお送りしました。
実は以前にも北海道の知り合いから送ってもらった飲んだことがある、国士無双。
近くの北海道アンテナショップで久しぶりに見かけたので思わず買ってしまいました。
普通の瓶と違って、こちらのワンカップはラベルがしっかり麻雀仕様になっています笑
気になるお味は?
香りは割としっかりと日本酒って感じなんですが、飲み口は香りより全然スムーズです。
調べた感じだと淡麗辛口という評価なんですが、それも納得ですね。
ワンカップだと大体「ムワッ」とした日本酒感や、どうしても醸造アルコールのトゲトゲしさが出てしまいます。
しかしこちらの国士無双はさすがのクオリティというか、いわば高級ワンカップといった印象です。
イメージとしては第4回放送で飲んだ「黒松白鹿 純米」のような、良い意味でのワンカップっぽくなさです。
さすが北海道で広く愛されている銘柄ですねー。
すっきり系が好きな方にはおすすめですよ!
最後に
今回は「月収6万円はあり?兼業作家の在り方」というテーマを取り上げてみました。
誰しもあり得るテーマということで、今回は実は収録時でも結構白熱しました。
放送ではキムねぇがうまいこと編集してくれてるから、穏やかに進んでいるように見えますけどね笑
みなさんは自分が兄の立場だったら、弟の立場だったらどう思いますか??
さてキムラ夫婦のながら晩酌はこれからも毎週水曜深夜配信で更新していきます。
皆さんの暇つぶしになるように色々なテーマでお話ししますので、どうぞお楽しみに!
夫婦共有アカウントでX(Twitter)もやっておりますので、ご興味がある方はフォローしてくださいね。
それではまた!
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