こんにちは、キムにぃです。
Anchorにて第14回配信予定なんですが…すみません、音声ファイルが破損してまだupできていません。
もう少々お待ちください…。
さて「キムラ夫婦のながら晩酌」は、酒飲み夫婦が晩酌しながらだらだら喋る雑談ラジオです。
良かったらぜひ聴いてくださいね。
14杯目のテーマは「スナク首相、お好み焼き作りに挑戦!」です。
14杯目のお酒について
14杯目のお酒は、我らがコストコのプライベートブランドであるKIRKLANDの「Goleden MARGARITA」です!
1.5Lの大容量でしか買えないという、コストコ感溢れるワインカクテルです。
さてマルガリータとは本来、テキーラベースで高アルコール度数のショートカクテルです。
ところがこちらは、アガベワインというテキーラの原材料でもあるアガベ(竜舌蘭)から作ったワインをベースにしているため、約13%というマイルドなアルコール度数となっています。
非常に飲みやすいということで有名な「Goleden MARGARITA」、お味の方はいかがなんでしょうか?
…いや飲んだことあるから知ってるんですけどね 笑
気になるお味は?
お味としてはやはりマルガリータ風で、弱いテキーラと強いライムの風味を感じられます。
ただ決定的に違う点がひとつあって、それはかなり甘いということです。
原材料にまさかのショ糖(砂糖の主成分)が混ざっており、沢山飲むと甘い飲み物特有の少し喉が焼けるような感覚があります。
※ちなみにゴールデンマルガリータでググると、サジェストに「太る」って出ます
甘さと低アルコールさ(本来のマルガリータと比べて)から非常に飲みやすく、ショートカクテルが苦手な方でも楽しむことができます。
ただしアルコール度数が低いといっても普通のワインくらいはあるので、飲み過ぎ注意ですよ!
ボトルがかなり太く、冷蔵庫のドアポケットでいうとファミリータイプなら入るけど一人暮らし用のものには(多分)入らないので、開封タイミングには注意しましょう。
スナク首相、お好み焼き作りに挑戦!
さて社会派チャンネルらしく、今回のテーマは「スナク首相、お好み焼き作りに挑戦!」です。
去る2023/5/19〜21に広島市で開催されたG7ですが、記憶が新しい方も多いでしょう。
今回のG7では、ウクライナのゼレンスキー大統領が来日し演説したことや、G7首脳陣全員が初めて原爆死没者の慰霊碑に献花したことが大きな話題を呼びました。
そんな中、我々ながら晩酌が取り上げるのはイギリスのスナク首相のことです。
スナク首相とは
リシ・スナク首相は、インド系の両親を持ちイギリスで生まれ育った方で、現在43歳です。
Wikipediaによると、スナク首相は「Manners makyth man」で有名なウィンチェスター・カレッジで学んだ後、オックスフォード大学、スタンフォード大学を出て、ゴールドマンサックスに勤務していたというエリート中のエリートです。
イギリスのボリス・ジョンソンと同じ保守党に所属し、財務大臣を務めてもいました。
そして2022/10/25にイギリスでは最も若く、そして初の非白人かつヒンドゥー教徒である首相となりました。
スナク首相、お好み焼きに挑戦する
大の広島東洋カープ(プロ野球チーム)ファンである岸田首相を、カープ靴下を履いて登場し喜ばせたスナク首相ですが、5/20朝から広島のとあるお店でお好み焼き作りに挑戦して話題となりました。
はちゃめちゃに忙しいスケジュールなのでお店での滞在時間は20分程度だったらしいですが、首相初めイギリスを代表するエリート集団が真剣にお好み焼き作りをする画にほっこりした方も多いでしょう。
ジャパニーズパンケーキとも称されるお好み焼きをスナク首相が「気に入った」と話したことで、ロンドンではにわかにお好み焼きが人気となっているそうです 笑
海外ではトンカツやテリヤキソースなどの濃い味がウケるので、こってりとしたお好みソースとマヨネーズで食べるお好み焼きは日本食としてこれから一気に市民権を得るかもしれませんね。
スナク首相、やりよる
お好み焼き作りといい、カープの靴下や渋谷の焼き鳥屋での一幕といい、今回のG7ではスナク首相始めイギリスのチームの有能さが際立ちます。
食のこだわりが強いホスト国である日本の食文化を積極的に楽しんで見せることで、首相として日英の距離を詰めたり、マスコミを通して両国の連帯アピールを自然に行っています。
また優秀な撮影班による映像とスナク首相の知的なルックスが相まって、「若くタフで余裕があるリーダー像」も演出しています。
関西風に言えば「シュッとしている」っていう奴ですね。
イギリスはかつての覇権国ですし、歴史的賛否が巻き起こった過去の国際外交手腕も踏まえると、キムにぃは「やはりイギリスは侮れないな」という印象を強く受けました。
お好み焼き論争について
お好み焼きが話題に上ったことで、日本国内では広島と大阪で何回目か分からないお好み焼き論争が巻き起こっています。
我々キムラ夫婦は関西文化に染まってますので広島のお好み焼きについてあまり知りませんが、調べると以下のような特徴があるようです。
- 広島風は重ね焼き、大阪風は混ぜ焼き
- 広島風は甘口ソース、大阪風は辛口ソース
- 広島風はキャベツが千切り、大阪風はみじん切り
- 広島風が生地がクレープ状、大阪風はドロドロ
他にも「広島風は中華そばが入っている」と言われますが、大阪でもモダン焼きというそば入りのお好み焼きがあるので、そばの有無は特徴的な差ではないかもしれません。
人は愚かにもすぐ争いを始める
お好み焼きの話題が出ると、まるできのこたけのこ戦争のようにすぐ広島県民と大阪府民が喧嘩を始めるのはあまりにも有名です。
どちらの地域も「ウチこそお好み焼きの発祥であり元祖」というプライドがあるんですね。
実際に大阪人は「広島”風”お好み焼き」って広島の人たちを煽ったりしますからね。
でもその実、お好み焼きの大元は東京で流行した「どんどん焼き」で、これが一銭洋食という愛称で全国に広がった後に大阪や広島で独自の進化を遂げたというのが事実のようです。
なんのこっちゃない、つまり東京が本家なんですよね。
ということで、どうぞ東京の方もお好み焼き論争に参戦してもろて…。
イギリスにはスコーン論争というものがあるらしい
スナク首相のお好み焼き作り挑戦がニュースになった時に、あるツイートが話題となりました。
キムにぃも知らなかったのですが、どうやらイギリスにも「スコーン論争」という伝統ある戦いが存在するようで。
これはどういうことかというと、スコーンというスコットランド発祥かつイギリスのアフタヌーンティーで古くからよく楽しまれるお菓子の話です。
イギリスのスコーンはシンプルな味付けで作られるので、クロテッドクリームとジャムをつけて紅茶とともにいただくのが一般的です。
んで問題になるのが、”スコーンへ最初につける”のはクリームなのかジャムなのかという話。
クロテッドクリームの産地で有名なデヴォン州とコーニッシュ州がこの順番で反目し合ってて、先にクリームを塗ってその上にジャムを落とすのがデヴォン式、ジャムを塗ってからクリームを落とすのがコーニッシュ式となっています。
過去にこの順番を間違えたとして、ナショナルトラスト(歴史的建築物の保護団体)やセンズベリー(大型スーパーマーケット)が地元住民の反発を招き、謝罪に追い込まれたこともあるみたいです。
イギリス国民も日本人に負けず劣らずアホっすね〜。
ロンドン在住のフリーライターである近藤さんのnoteによれば、センズベリー(本来はコーニッシュ式だが誤ってデヴォン式スコーン写真を掲載)の謝罪に対してデヴォン・ライブ(当然デヴォン式)が「気骨を見せるべきだよ、センズベリー。我々はクリームティーがどのように構成されているかを人々に教育しなければならない」と強気の擁護をしたそうです。
だからガソリンを注ぐのは止めなさいって 笑
どこの国にも同じような争いってあるのね
今回の件で知りましたが、イギリスにもお好み焼き問題と同じような論争があるのは興味深いですね。
特に保守的というか自国文化を愛し誇りを持つポピュリズム色が強いイギリスで、伝統的なスコーンの食べ方が争われるのは、ある種自然なことかもしれません。
最後に
今回は「スナク首相、お好み焼き作りに挑戦!」というニュースを取り上げてみました。
関西圏の人間としては当然大阪式のお好み焼きに慣れ親しんでいますが、広島に行く機会があればぜひ広島式のお好み焼きも食べてみたいですね。
そして今回をきっかけに、日本のお好み焼き文化が海外で広まってくれるのを期待しています!
さてキムラ夫婦のながら晩酌はこれからも毎週水曜深夜配信で更新していきます。
皆さんの暇つぶしになるように色々なテーマでお話ししますので、どうぞお楽しみに!
夫婦共有アカウントでTwitterもやっておりますので、ご興味がある方はフォローしてくださいね。
それではまた!
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