こんにちは、キムにぃです。
2023/4/28にAnchorにて第11回配信を開始しました!
本エピソードは、編集ソフトを変更して思ったより四苦八苦してしまった影響があり、配信が遅れてしまいました。
申し訳ありません。
酒飲み夫婦が晩酌しながらだらだら喋る雑談ラジオですが、良かったらぜひ聞いてくださいね。
さて11杯目のテーマは「ポリコレと最近のエンタメ」です。
ポリコレと最近のエンタメ
さて今回のテーマは「ポリコレと最近のエンタメ」です。
先に一応ポリコレを説明しておくと、ポリコレ=ポリティカルコレクトネスで「政治的正しさ」なんて和訳される概念です。
元々「人種差別や男女の役割を押し付けるような政策はやめましょうね」みたいな考え方のことですが、現在はリベラル的な考えへの皮肉に使われることがほとんどです。
特にアメリカや欧州では黒人差別への反発などで、企業やセレブなどのポリコレ対応が良くも悪くも話題に登ったりします。
ネットフリックスのやらかし
最近こんな炎上騒ぎがありました。
米ネットフリックスのドキュメンタリードラマ「アフリカン・クイーンズ:クレオパトラ」で、クレオパトラ7世があたかも黒人であったかのように制作されてエジプト国内で議論が起きている、と。
これに対し有名なエジプト学者であるザヒ・ハワスさんが、「クレオパトラはギリシャ人であり、エジプト文明が黒人ルーツであるという誤ったメッセージとなる」旨で同ドラマを批判しました。
要は史実を歪め、ブラックウォッシュしているという論調ですね。
史実的にクレオパトラの肌の色がどうだったかは確定していませんが、クレオパトラ7世はマケドニア人(古代ギリシャ人をルーツ)であり、肌の色は白であることが定説となっているようです。
問題なのは、このドラマがフィクションや単なるエンターテイメントとしてではなく「ドキュメンタリー」という体で発表されていること。
そしてハワス氏の批判に対してプロデューサーが「黒人女性の声を代弁したいと強く思ったのです」とコメントしたことです。
つまり単純なミスや支持する学説の違いではなく、明らかにポリコレ要素が入った制作であることが判明しているのです。
エンタメがポリコレに侵食されつつある
先のクレオパトラ以外にも、以下のポリコレ問題も記憶に新しいところですね。
- 「リトル・マーメイド」で主役のアリエルに黒人女優が起用
- 「ブリジャートン家」に黒人やアジア人を配役
これらはあくまで創作物ではあるのでクレオパトラよりはマシですが、それでも原作改変や時代背景的に無理があるなど、エンタメとして批判の的となりました。
ちなみにブリジャートン家は19世紀初頭のイギリスが舞台なのに、当時のイギリスで奴隷扱いされていたはずの黒人が貴族として配役されていることが批判されています。
ポリコレ無視でエンタメは作れないのか?
少なくともポリコレ先進国のアメリカ・ヨーロッパでは難しいと思われます。
これにはいくつかの理由が複雑に絡みあっていますが、今の「ポリコレ配慮するのが社会として当たり前だよね」という風潮が消えない限りは無理でしょうね。
キムにぃの想像ですが、今のLGBTQのトイレバトルや競技バトル然り、ポリコレを推進した結果社会に明らかな歪みが出るまでは我慢しかないです。
歪みというのは例えばポリコレ配慮作品だと経済効果がめちゃくちゃ落ちるとか、ポリコレ配慮した結果犯罪が多発するとかですね。
最近では女性向けの競技大会において性自認で参加資格を決めると無茶苦茶になるからと、トランスジェンダーの競技者を排除する方向に揺り戻しが起きています。
そんな感じでエンタメ界隈でも、行き過ぎたポリコレ配慮に反発する瞬間が来ると見ています。
日本のエンタメは大丈夫?
キムにぃ的には、日本のエンタメがポリコレバトルに巻き込まれる可能性は決して高くないと思っています。
そもそも日本人は良くも悪くも差別意識が少ないので、本来ポリコレバトルとは無縁のはずなんですよね。
まあルッキズム的に白人が登場しやすいのはありますが、黒人・モンゴロイドはもちろん、性自認がどうとか、探せばいくらでも題材としてすでに取り上げているんですよね。
そもそも戦国時代にはすでに小姓がいて、江戸時代には擬人化春画も描いていた日本人を舐めるなっちゅう話です。
異教徒を弾圧しまくってきた歴史を持つキリスト教やイスラム教で育ってきた人たちが、日本のエンタメに訳知り顔で口出しするなんて釈迦に説法って奴なんですよ、仏教だけに。
ただ一方で世の中には至る所に放火して利権を得たがる人たちがいてて、そういう人たちが作り出す風潮とかに惑わされず、自分の価値観でもって是非を判断していきたいものです。
エンタメはエンタメらしくいこう
新たに作り出すエンタメにポリコレ要素が入るのは特に気になりません。
しかし原作があったり、すでに人魚姫のアリエルのように多くの人に認知されている作品にポリコレ要素を混ぜるのはどうかと思います。
だって違和感があって素直にエンタメとして楽しめないでしょ?
ポリコレを推進したい人たちはすでに力を持っているエンタメ作品にタダ乗りするのではなく、せめて新たな作品を生み出す方向で運動してほしいと思います。
キャンセルカルチャーも止めて、ね。
原作が人気の作品は、その設定や世界観を含めてファンが付いているので、安易にポリコレバトル用に改変せず頑張っていただきたいと願っています。
エンタメはエンタメらしくいきましょう?
11杯目のお酒について
11杯目のお酒はサントリー様謹製の「ビアボール」です。
CMでもご存知の方が多いと思いますが、ビアボールはビールの素みたいなやつで炭酸水で割ればビールになるというシロモノです。
今回買った小瓶の1本あたりの値段は税込¥767で、これで8杯分を作れると考えるとだいぶお得ですね!
ビアボールのお味は?
気になるお味はというと、割とフルーティーで飲みやすいタイプのホワイトビールです。
そう、本当にビールなんですよ!
炭酸水の割合によってはちょっと炭酸感が弱く感じるかもしれませんが、誰に飲んでもらってもビールと認識すると思います。
サントリーさん、さすがやでぇ…。
基本の3:1割以外にも、もう少し炭酸水を増やしたらビールやアルコールがあまり飲めない方でも飲めますし、公式のご提案通りジンジャーエール割も美味しそうですね。
コーラが好きなキムにぃ的には、コーラで割ってレモンを添えるのもいいんじゃ無いかと思います。
アウトドアやBBQにも
ビアボールは現在人気のアクティビティであるキャンプだったり、夏のBBQなど外で飲むために持っていくのも良さそうです。
ビール缶を持っていくよりゴミが少ないですし、参加者それぞれが好きな濃度で作れるのもGoodです。
これはほんと革命的な製品ですねえ…いやーすごい。
最後に
今回のエピソードは、ちょっと社会的で繊細なニュースをあえて取り上げてみました。
酔っ払いが居酒屋でクダ巻いてるくらいに聴いてもらえれば嬉しいです。
ちなみに我々キムラ夫婦はリベラル(なんならキムねぇはLGBTQ当事者)ですし、差別意識はほんとに無いですからね!
一応魔除けとして言っときます。
さてキムラ夫婦のながら晩酌はこれからも毎週水曜深夜配信で更新していきます。
皆さんの暇つぶしになるように色々なテーマでお話ししますので、どうぞお楽しみに!
夫婦共有アカウントでTwitterもやっておりますので、ご興味がある方はフォローしてくださいね。
それではまた!
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