第31杯目「安全運転できるのは何歳まで?免許返納推奨との矛盾」

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こんにちは、キムにぃです。

2023/9/27にAnchorにて第31杯目「キムラ夫婦のながら晩酌」を配信しました!

「キムラ夫婦のながら晩酌」は、酒飲み夫婦が晩酌しながらだらだら喋る雑談ラジオです。

良かったらぜひ聴いてくださいね。

なんか我々夫婦が車を探していて関心が高まっているせいか、最近車の話題を取り上げがちですね…。

ただ、今回のテーマは皆さんも無関心ではいられないはずです。

ぜひご自身でも答えを見つけてみてくださいね。

ということで、31杯目のテーマは安全運転できるのは何歳まで?免許返納推奨との矛盾です。

個人タクシーの営業拡大方針

最近こんなニュースがありました。

地方の移動手段確保へ 個人タクシー営業拡大などの指針 国交省」NHK NEWS WEB

簡単に言えば、「過疎化で移動手段が無くなっていく地方のために、個人タクシーの営業要件を緩めてタクシー数を確保しよう」という指針です。

具体的には①個人タクシーの営業許可要件の緩和②年齢制限を75歳から80歳に引き上げとなります。

ちなみに先のニュースによれば、全国のタクシー会社で働く運転手の数は、2019年と比べて20%程度減っているとのことです。

地方ではどんどん移動手段が無くなっていく

国土交通省の試算によれば、日本は2100年時点で5,000万人前後まで人口が減少すると見られています。

そして我々が生きている現在でも、地方からは人口が減ってどんどん過疎化していっています。

限りある税収から交通インフラを維持しようとすると、過疎地域にかける予算は削らざるを得ません。

選択と集中ってやつですね。

つまり人口がどんどん減少していく地域では、これからもっと電車・バス・飛行機・船舶などの運行数が減ったり無くなったりします

一部の自治体ではこれら公共交通機関の代替としてタクシーを活用しようと、タクシー助成制度を導入していたりするようです。

しかし該当の自治体は同時に、助成するための財源確保を課題として認識もしています。

電車やバスが果たしていた移動能力をタクシーが代替できるほどに潤沢な補助金は、今も、そしておそらく今後も投下できないでしょう。

そこで苦肉の策として出てきたのが個人タクシーの営業要件の緩和だと思われます。

世間は免許返納の流れ

一方で、世間では高齢者に対して免許返納を推奨する流れができつつあります。

昨今の高齢者ドライバーによる交通事故が問題となってから、警察庁が高齢者の免許更新手続きを厳格化したり、各自治体も免許返納を推奨する声明を出しています。

またドラレコ事故まとめ動画を見ても、高齢者ドライバーによる逆走・信号無視・認知機能低下などによる交通事故やヒヤリハット事例が非常に多いことを実感しますね。

いくら若々しい高齢者が増えてきているとはいえ、人も生物である以上、身体能力や認知・判断能力の低下は避けられません。

よって高齢者の免許返納を促す世論ができるのは、ある種当然と言えます。

過疎地の不便化vs交通事故リスク増加

今回の国土交通省の緩和方針に対する国民の心配は「過疎地の交通を確保する反面、交通事故リスクが増えないですか?」というところに尽きるでしょう。

いくら経験のあるタクシードライバーに限定した要件緩和とはいえ、その地域での交通事故割合は増えてしまうんじゃないかなと思います。

ただ一方で、じゃあ地方に住む方(特に高齢者)が不便になってもいいのか?という懸念があるのもまた事実です。

国土交通省はコンパクトシティ政策を掲げていますので、いずれ今の過疎地域は無人化して都市部に人口が集約されていくでしょう。

その移行期の対応として、今回の方針が打ち出されたように感じますね。

自分たちの老後はどうするか?

キムラ夫婦(30代)の親世代は、そろそろ免許返納の話題が出てくる年齢となってきました。

キムにぃの両親は2人とも今でも車を運転しているため、年齢の高い父親が免許返納してもしばらくは母親の車で移動手段は確保できるでしょう。

しかし2人とも返納したとなると、一気に行動範囲が狭くなり、それに伴って老化が進行するのは目に見えています。

なんせ2人とも車や旅行が好きで、父親なんかは定年退職してから新車でインプレッサ買ってるくらいですからね。

車を運転する楽しみや、ペットを連れて旅行したり趣味の写真撮影に出かけたりする機会が少なくなるのが、本人たちにとって良い影響が出るとは考えにくいです。

私たち自身がどうするかについても、健康であったとしてもやはり70〜75歳くらいが肉体的な限界だろうと考えています。

それまでの間に、車がなくとも十分に社会と繋がれる、健全に活動できる環境に身を移すべきでしょうね。

だから今のうちから老後を含めたライフプランを決めて準備を始めておくのが大切かなと思っています。

みなさんはご両親やご自身の免許返納時期についてはどうお考えですか?

第31回のお酒について

第31回放送は、キムにぃが過去に漬けた4年ものの梅酒(ジン使用)をお供にお送りしました。

珍しく市販品ではありませんが、作り方そのものはいたって普通の梅酒です。

ただ唯一違うのは、梅を漬け込むためのお酒がホワイトリカー(甲類焼酎)ではなくジン(ボンベイサファイア)である点です。

そのせいかは分からないですが、市販の梅酒と比べると甘さがやや控えめで”辛口”といった感じの仕上がりになっています。

とはいえ2年3年と漬け続けると、梅そのものの風味が強くなりすぎて正直言ってジンの風味は全く分かりません。

放送内でも言いましたが、夫婦揃って「うん、梅酒だね」っていう感想しか出てきませんでした笑

何のお酒を使うのかより「どれくらいの時間漬け込んだか」の方が圧倒的に味に影響が出るようなので、作る際は安いホワイトリカーの方が財布には優しいです。

もちろん同じようにジンだったり他のお酒を試してみるのも楽しいですよ。

そういえば思い出しましたが、キムにぃは新社会人の時に日本酒で漬けたことがありました。

ちびちび飲んで楽しんでたんですが、引っ越しのどさくさで無くしたから味の変化は見届けられなかったんですよね…残念。

もし日本酒で梅酒を漬けてみたい方は、ご家庭であっても20度未満のお酒で梅酒を漬けると密造になってしまうので注意してくださいね。

やる場合は、新潟はアルコール46度の日本酒「越後武士(さむらい)」などでどうぞ!

最後に

今回は安全運転できるのは何歳まで?免許返納推奨との矛盾というテーマを取り上げてみました。

これから人口減少と高齢化が更に進んでいく日本では、「運転免許の返納」は誰しもが直面するであろう問題です。

自分が免許を持っていなくとも、近しい家族でいずれ起きますからね。

そうなった時にどうすべきか、今のうちから我々は考えておかなくてはいけないかもしれません。

さてキムラ夫婦のながら晩酌はこれからも毎週水曜深夜配信で更新していきます。

皆さんの暇つぶしになるように色々なテーマでお話ししますので、どうぞお楽しみに!

夫婦共有アカウントでX(Twitter)もやっておりますので、ご興味がある方はフォローしてくださいね。

それではまた!

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