第24杯目「ビッグモーター除草剤事件に見るブラック企業の体質」

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こんにちは、キムにぃです。

2023/8/3にAnchorにて第24回を配信しました!

アップ担当のキムねぇが忘れてたみたいで、1日遅れです…笑

さて「キムラ夫婦のながら晩酌」は、酒飲み夫婦が晩酌しながらだらだら喋る雑談ラジオです。

良かったらぜひ聴いてくださいね。

今回は、今世間を騒がせているあの大企業のニュースを取り上げてみました。

24杯目のテーマは「ビッグモーター除草剤事件に見るブラック企業の体質」です。

ビッグモーターの除草剤事件

まずは前提知識として、除草剤事件について軽く触れます。

ビッグモーター(以下、BM)の不正が明らかになった後、にわかに話題になったのがこの除草剤事件です。

というのもBM各店舗のGoogleMapを過去現在で見比べると、不自然に店舗前の道路の植栽が枯れるなどしていることが判明したからです。

場所によっては除草剤のようなものを手に持っている社員が撮影されていたりと、明らかに「やってんな」という画像が残っていたりします。

詳細は省きますが、公の道路における植栽を管轄しているのは道路管理者(国や自治体長など)であり、当然ながら管轄権を持たない企業が手を加えていいものではありません

場合によっては、公的財産を毀損した「器物損壊」の罪に問われる可能性があります。

他にも明らかに木が伐採されていたりするこの除草剤事件、明らかになった当初は「商品である車の陳列が道路から見えるようにするため」にBMが行ったと見られていました。

実は「環境整備点検」のせいだった?!

ところが、7月末のニュースによれば、元社員・現社員から「(除草剤事件は)環境整備点検のせい」という証言が得られたようです。

というのも、今回の不祥事で辞任した前・副社長である兼重宏一氏が中心となって行う「環境整備点検」が、言いがかりとも取れるくらい厳しかったようなのです。

具体的には、店舗周囲の道路に葉っぱ一枚落ちていたら、雑草がわずかで生えていたらアウトというレベル。

ここで叱責を受ければ、給料査定や人事にも響きかねない…こうなってくると、現場の人間が思いつくことは一つですよね。

「最初から枯らしとけばよくない?」

どうも、そういうことらしいです。

ブラック企業と洗脳

内容を除草剤事件から変えましょう。

さてこれは一般論としてキムにぃが思っていることですが、ブラック企業と言われる会社は、結果的に洗脳のような指導手法を取っているように思います。

というのも、実はキムにぃもブラック企業に2社勤務した経験があったり、話を聞いたりして共通する点を見つけたからです。

まずは洗脳の代表的な手口を紹介します。

洗脳の代表的な手口
  1. 人格否定
  2. 恐怖と依存
  3. 繰り返し唱和
  4. 思考停止/無気力化
  5. 孤立
  6. 疲労/睡眠不足
  7. 訴訟教唆

ちなみにキムにぃ自身は③以外を経験済みです。

また、あるブラック企業研修を受けた人によると、閉鎖空間でこういった内容を研修と称して実施していたらしく、話を聞いて恐怖を覚えたものです。

初手で参加者同士、お互いの悪口を言い合う研修とかやばいっすよね。

洗脳の手順

キムにぃは当然誰かを洗脳したことはありませんが、おおよそのメカニズムは想像が付いています。

まずは徹底的な非難や暴言、人格否定を繰り返し対象の自己肯定感を極限まで落とすことで、自分のコマンドを受け入れやすくする土壌を作ります

その後も強い恐怖(暴力やパワハラ)を続けつつ、一方で自分の意に沿う行動を取れば過度なほどの報酬を与えます。

そうすることで、洗脳側のコマンドが絶対服従という関係性を確立します。

人は自分の意に反した行動をしていると”認識する”と強いストレスを受けるので、対象者は徐々に自分の意思で行動していると自己暗示をかけ始めます。

つまり洗脳側を絶対的正義とみなし、そのコマンドに従う自分は間違ってないと錯覚し始めるため、対象者の中で「法や社会ルール<洗脳側のコマンド」と優先順位が逆転します。

並行して、ダブルバインドや社訓等の繰り返し唱和などによって対象の思考能力を奪い、無気力化させていきます。

ここまで来たら立派なソルジャー=ブラック社畜の完成です。

また長時間労働で疲弊させたり外部から孤立させることで、周囲へのヘルプ発信を妨害することも重要です。

洗脳が解けかけて脱出を試みる人間に対しては訴訟を教唆して、これも妨害します。

社会的に矛盾した組織の規律を維持するためには、内部的な見せしめもいりますからね。

いやぁ…自分で書いてて薄ら寒くなる話です

ビッグモーターの労働環境

ビッグモーターのことを調べる限りでは、ある時を境に、高額報酬と引き換えに苛烈な数字追求と激詰め指導がエスカレートしていったようです。

洗脳しようなんて人間は1人もいなかったと思いますが、”結果的に”労働環境がそれにかなり似た状況となっていたことは推測できます。

今回の除草剤事件もそうですが、おそらく今後はもっとやばい不正告発が起きるのではないでしょうか。

どう見ても、数字を求めるあまりタガが外れてしまっている会社ですので、この程度で終わる気がしません…。

まあこれ以上は、怒られそうなので止めておきますが。

もしこの記事を見ている方の勤務先で、洗脳の手口に心当たりがあるようなら、身体と心が壊れる前に脱出することをおすすめします

洗脳による事件

過去の日本には、洗脳を用いた重大な犯罪が発覚しています。

もしこういったことに興味があれば、以下のようなことを調べてみるといいかもしれません。

北九州監禁殺人事件

尼崎事件

地下鉄サリン事件

第24回のお酒について

第24回放送は、キムにぃがサントリー様のウイスキー「知多」のロック、キムねぇがアサヒ様のノンアルコール飲料「スタイルバランスプラス ジンジャーサワーテイスト」をお供にお送りしました。

「知多」はサントリーの代表的なウイスキーの一つで、珍しくグレーンウイスキーとなっています。

グレーンウイスキーとは大麦のみで作るモルトウイスキーと違い、悪く言えば個性に乏しい、良く言えばスッキリと飲みやすいウイスキーです。

ただし少なくとも知多は、はっきりと分かる良い意味での個性を持っており、そのためキムラ夫婦のお気に入りウイスキーの一つとなっています。

今回キムにぃはロックで飲みましたが、濃いめのハイボールやトゥワイスアップなどもおすすめです。

ちなみにグレーンとモルトを混ぜたものが中間の性質であるブレンデッドウイスキーです。

よく知られている銘柄では「サントリー角瓶」や「響」、「バランタイン」、「ブラックニッカ」などがありますね。

さて、もしグレーンウイスキーに興味が出てきたら、男の隠れ家様の記事を参考にしてみてくださいね。

試したいけど何を選べばいいか悩む方は、とりあえず知多買っとけば間違いないと思います。

一方のキムねぇが飲んでいた「スタイルバランスプラス ジンジャーサワーテイスト」は、ジンジャーサワー風のノンアルコール飲料です。

こちらはカロリーゼロで、しかも難消化性デキストリンを配合した機能性表示食品となっています。

ジンジャーエールから甘さを少し抜いた爽やかさがありつつ、ノンカロリーで美味しい。

ダイエットや断酒をしている方、お酒は飲めないけど雰囲気は楽しみたいという方にはピッタリです。

キムねぇは色々ノンアルコール飲料を試していますが、こちらは何箱かリピートしているお気に入り商品です。

ジョッキを買って氷とともに注げば、一気にお酒っぽい雰囲気が出ますのでおすすめですよ!

最後に

今回は「ビッグモーター除草剤事件に見るブラック企業の体質」というテーマを取り上げてみました。

折角のブログということで、podcastでは話せないちょっとダークな内容まで踏み込んでみました。

もし読んで気分が悪くなった方がいたらすみません。

さてビッグモーターはこれからも悪い意味で、注目の大企業ですね。

また、ご自身の勤めているところが洗脳に近い状況になっていたら、一度冷静になってこのままで大丈夫か考えてみてくださいね。

身体もそうですが、心がひとたび壊れるとその後の人生がまともに送れなくなる危険がありますからね。

ブラック企業に在籍して壊れる直前までいったキムにぃが強く、強くお伝えしておきます。

さてキムラ夫婦のながら晩酌はこれからも毎週水曜深夜配信で更新していきます。

皆さんの暇つぶしになるように色々なテーマでお話ししますので、どうぞお楽しみに!

夫婦共有アカウントでTwitterもやっておりますので、ご興味がある方はフォローしてくださいね。

それではまた!

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