第20杯目「どうなるTwitter?」

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こんにちは、キムにぃです。

2023/7/5にAnchorにて第20回を配信しました!

「キムラ夫婦のながら晩酌」は、酒飲み夫婦が晩酌しながらだらだら喋る雑談ラジオです。

良かったらぜひ聴いてくださいね。

今回は界隈が阿鼻叫喚、困っている方も多数いるだろうあのニュースを取り上げてみます。

20杯目のテーマは「どうなるTwitter?」です。

今回のTwitter騒動の発端と理由

7/1にTwitterのオーナーであるイーロンマスク氏は、突如大幅なツイートの閲覧制限をかけることを発表しました。

同氏はその理由を「極端なレベルのデータスクレイピングに対処するため」「一時的な制限」としていますが、この施策はTwitterユーザーに大混乱を招きました。

閲覧制限は未認証(無課金)アカウントの場合は1日あたり600件、認証アカウントの場合は同6,000件となっています。

これは1日に1〜2回Twitterを開いて10分程度眺めるような使い方なら問題ありませんが、ヘビーユーザーであればあるほど上限に引っかかりやすくなります。

上限に引っかかるとエラーメッセージとともに更新が拒否され、新たにツイートが読み込めなくなります。

7/2以降、段階的に上限は引き上げられていますが、7/5現在でもまだ制限の撤廃自体はされていません。

ヘビーユーザーほど辛い閲覧制限

Twitterは特に日本で人気のSNSで、企業アカウント以外にも個人アカウントが多数登録されています。

そのヘビーユーザーは「ツイ廃ツイッター廃人)」と呼ばれ、少しでも暇があればアプリを開きTwitterでの交流を楽しんでいます。

ここまでくるともはや依存症ですが、キムにぃもそれに片足突っ込んでるのでなんも言えねえ…。

しかしそんなヘビーユーザーの使い方では、今回の閲覧制限なんて数十分レベルで引っかかります。

一応1日ごとに閲覧カウントがゼロになるようですが、なんかゲームは1日1時間なんて言われてた小学生の頃を思い出しますね。

イーロンマスク氏を模したネタ垢は早速「閲覧制限は私を含む君たちみたいなツイ廃を外に出すためだよ。」とツイートし、まさかの本人がこれをリツイート(拡散)して話題にもなりました。

ほんと小学生ですね笑 Twitterばっかしてないで、外で遊んでおいでっ!

ビジネスとしての話

Twitterは個人アカウントが大量に登録されていることから、企業が広告を出稿したりインフルエンサー・クリエイターが公式アカウントを作って宣伝活動をしています。

しかし今回の施策が長引けば、企業側プロモーションのインプレッション数(TVでいう視聴率みたいなもの)がガタ落ちし続けるので、どこかで撤退が始まるかもしれません

だって誰も見てないところに広告打ってもお金の無駄ですもん。

SNSはオンラインゲームと一緒で、”みんながいる”ことが最も大きな価値です。

もし企業やインフルエンサーの雪崩的な撤退が始まったら、おそらくビックリする勢いでTwitterは廃墟となるでしょうね。

ただでさえ買収時に、広告出稿が激減したと言われてますし…。

長く続いているTwitterと言えど、決して安泰ではありません。

とは言えイーロン氏のやりたい事も分かる

今回の騒動の原因に関しては様々な憶測が飛び交っていますが、イーロン氏が大きな目標としてやりたいことは分かります。

2022年10月に、イーロン氏は440億ドルもの巨額な資金でTwitter社(今はX社)を買収しました。

本人はその目的を「自由な言論の場にすること」としており、つまりTwitterが国家レベルでのプロパガンダSNSになっている?現状を是正しようということです。

そしてTwitter社は巨額の赤字(2018、2019年は黒字)を垂れ流している企業だったので、買収後の様々なコストカットや新たな利益構造の構築で、この先も生き残れるようにするのが急務でした。

おそらく現在Twitter上の巨大データをAI企業がタダで学習している状況を阻止し、将来的にはデータを有料販売にしてビジネスの柱の一つとしたいのでしょう。

その為にTwitterの評判が落ちるのを覚悟で将来のためにバッサリ鉈を振るっているところと、キムにぃは理解しています。

この大胆なリスクの取り方は、さすが数々の大企業を生み出してきた超一流の起業家といったところですね。

Twitter以外のSNSってないの?

さてややこしいビジネス話はここまでにして、Twitterの移住先を考えてみましょう。

ツイッタランドの住人は早速色々調べてるみたいですしね。

今話題に登っているのは、キムにぃが知る限り以下のようなものでしょうか。

  • Mastodon(マストドン):今一番人気?
  • Misskey(ミスキー):最大手が新規登録停止中
  • Bluesky(ブルースカイ):新規登録停止中
  • Threads(スレッズ):7/6リリース予定

超大手SNSからの脱走者が散らばったため、各SNSに強烈な負荷がかかり新規登録を停止しているサービスがいっぱいです。

その中でキムにぃが最も注目しているのが、Meta社が予定日を早めてまでリリースする「Threads」です。

将来的にはInstagramと統合される可能性がありますが、Twitterの対抗軸として最も鮮明かつ資本力が高い同SNSは、業界勢力図を変える可能性があると見ています。

メタバースをしくじって余裕が無くなってるMeta社にしたら、ガムシャラにサービス展開していきそうですしね。

こんな分析をしつつ、まあ自分はしばらくはそのままツイッタランドで様子見です笑

このままTwitterにいるか悩んでいる方!あなたはどうしますか?

第20回のお酒について

第20回放送は、本坊酒造様の「岩井 トラディション シェリーカスク フィニッシュ」をお供にお送りしました。

こちらは「日本ウイスキーの父」として知られる竹鶴政孝氏の先輩に当たる、岩井喜一郎という方が生み出したマルスウイスキーの系譜のお酒のようです。

この方がいなかったら、もしかしたらニッカウヰスキーは存在し得なかったかもしれませんね。

さてこちらはキムにぃが誕生日祝いとして頂いた品で、基本的には販売所限定での取り扱いになります。

飲んでみたい方は楽天やAmazonでのお高め購入になっちゃいます、申し訳ない。

つい調べちゃったけど結構たけぇっす…(小声)

加水で表情が変わるウイスキー

「岩井トラディション」を、極甘シェリー酒を入れていた樽で追加熟成したこのお酒。

一言で表現すると、コニャック(ブランデー)です笑

よく考えたらシェリー酒もブドウから醸造されるので、白ワインを蒸留して作るコニャックと風味が似るのは当たり前ですね。

初めて飲むウイスキーということで、「ストレート」「オンザロック」「ハイボール」の3種類を用意して試してみました。

ストレートはコニャックっぽい美味しさで、時間が経ったオンザロックやハイボールでは何故かヒネたワインのような酸味が際立つ印象です。

しかしこの加水した際の独特な味わいは好き嫌いが分かれるので、基本はストレート&チェイサーで飲むのが良さそうです。

うーん、ブラインドだと多分マジでウイスキーとは分からんと思います…。

想像するに、元の「岩井トラディション」が重厚で香りが少ないタイプで、極甘シェリーの香りと味わいに複雑な風味をマスクされちゃうのかな?

個人的にはミズナラ樽で追加熟成された物があれば飲んでみたいところですね。

この表情変化はキムにぃのような素人でも分かるレベルなので、よくウイスキー通が言う飲み方で変わる味わいを体感したい方はぜひ試してみてくださいね。

最後に

今回は「どうなるTwitter?」というテーマを取り上げてみました。

我々がもう当たり前に使っている各種SNS。

しかしそれがどんなに優れていたとしても、どんなにサービスが続いていたとしても、たった一つのきっかけで状況は一変し得るというのがよく分かるニュースでした。

まさに諸行無常。

さてキムラ夫婦のながら晩酌はこれからも毎週水曜深夜配信で更新していきます。

皆さんの暇つぶしになるように色々なテーマでお話ししますので、どうぞお楽しみに!

夫婦共有アカウントでTwitterもやっておりますので、ご興味がある方はフォローしてくださいね。

それではまた!

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